退院

急変した後、緩和ケア病棟へ転棟しました。

その際に主治医から、週単位だろうと言われました。

しかし先生も予想外の急変だったそうで、入院してこんなことになるとは想像していなかったと。

先生には、家に帰りたいのならタイミングを逃さずに決断したほうがよいと言われました。

もちろん私は最初から、こんな時が来るとわかって考えていましたが、父は突然のことにあたふた。

帰ろう、いや、何かあったときに困るから病院に居たほうがいいのでは

もうコロコロ意見が変わります。

ですが決めるのは母。

母は私に

「家に帰りたい」

とはっきり言ったので、そこからは全力で在宅環境を整えました。

帰ると決めた12月3日にベッドを搬入。

5日にサイドテーブル

6日に在宅酸素に点滴棒

オムツや吸引器なども揃え、7日に無事帰宅しました。

帰宅と同時に訪問看護さんが来て、その後すぐに訪問診療の先生も来てくれました。

とても感じの良い先生で安心していたら、なんとクリニックの理事長らしいです。

訪看さんも対応が良いですし、ケアマネさんも動きが早くて良い感じ。

人に恵まれ、本当にありがたいです。

さて、帰宅すると思う存分母と過ごせます。

今週いっぱいは介護休暇を取ったので、ゆっくり寄り添うことができます。

 

父は疲れたようで、夕食後に椅子に座ったまま熟睡です。

入院中の24時間の付き添い、お疲れさまでした。

今日はゆっくり休んで下さい。

入院

12月1日、定期受診に行った母。

車に乗る際に足が上がらず転倒しました。

脳外科で検査をして、異常なし。

しかし、入院することになりました。

理由はいくつかあり、まずは腹水を抜くこと。

全身状態が良くないので、体調を整えること。

そして、抗がん剤を終了し、在宅療養の準備をするため、緩和ケア病棟に転棟すること。

頑なに病人扱いされる事を拒んできた母ですが、訪問診療を入れることに同意したようです。

と、思っていたら、先ほど父から電話。

かなり状態が悪く、先生に呼び出されたと。

私もこれから行ってきます。

介護保険

以前、介護保険を申請して要支援2が出ていたのですが、明らかにレベルダウンしているので、区分変更をしました。

そして、昨日認定調査。ケアマネジャーさんとも初対面しました。

ケアマネさんはハキハキした感じで、良い方にあたったと思います。

ケアマネさんは母の意向を考慮しつつ、訪問診療を早めに入れることを提案してくれました。

まだ母は何とか通院できるので、病院に行きたいようなのですが、これからの事を考えれば、早めにお願いしたほうが良いに決まっています。

他人からの提案だと受け入れやすい事もあるかと思うので、前向きに検討してもらえると良いなと思います。

一週間前との違い

最近めっきり食欲のない母。

週に一度は会いに行っている私でも驚くほど、この一週間で痩せました。

最期が近づいていると感じさせる顔です。

抜毛も増え、地肌がはっきりと見えています。

主治医の言う通り、お正月が迎えられるのか際どいのだなと思いました。

腹水は増え、お腹だけは大きいです。

体力が落ちているのにお腹は重たいから、動くのがやっと。

もうすぐ家から出られなくなるかもしれません。

癌の最期は急速に悪くなるから、母のやりたいことをやって欲しい。

会いたい人に会ってほしい。

残りはあとどれくらいでしょう。

胸焼け

抗がん剤はお休み中なのですが、胸焼けがすごいので、あまり食事が摂れていないそうです。

主治医に「胃酸が逆流している感じがする」と伝えたら、胃を全摘しているから胃酸は出ないよとあっさり言われたそうです。

 

今日は定期受診の日

白血球数は異常ないそうで、次の抗がん剤は12月8日から開始予定です。

受診後、レストランへ行ったとのこと。

何か少しでも食べられたかな?

血液検査の結果

本日、母が検査に行ってきました。

白血球数は問題ないとのことで、とりあえずロンサーフ1クール目が終了しました。

効果はどうなんでしょう？

腹水は変わらないし、体調も優れないままです。

来週また受診とのこと。

一週間ゆっくり休んで下さい。